姉妹みたいな親子に憧れて
姉妹みたいな親子に憧れて
友人のⅯちゃんのお母さんはすごく若くて綺麗だ。Ⅿちゃんと顔もスタイルもそっくりだから、知らない人には「姉妹ですか」って声をかけられるらしい。そんな感じだから、一緒に映画やご飯に行ったり、買い物に行って同じ洋服をシェアしたり、ホントの姉妹みたいに過ごしてるんだそうな。そんなお母さん、正直に言って羨ましい。きっと小学校とかの授業参観のときも、Mちゃんは綺麗なお母さんが来てくれて嬉しかっただろうな。

それに比べてうちの場合、母が歳いってから私が産まれたから、親子っていうよりはむしろ祖母と孫って言ってもおかしくないくらいだった。小学校低学年までは、母が学校に来てくれるのが単純に嬉しかったけど、高学年になってくると、うちの母は他のお母さんたちと比べて明らかに歳取ってるので、だんだん恥ずかしくなってきた記憶がある。今では私も結婚して男の子が二人いる生活だから、母に対してそんな風には思わないけど、私の結婚と出産が早かったのは、そんな昔の記憶があるからなのかな、とも思う。ちなみにうちの3歳になる次男が、千と千尋に出てきた「湯婆婆」をみて、「ばーば」と指差した。言われてみれば確かに、母は「湯婆婆」に似てる。ということは、私が母と姉妹みたいに思われるためには、私が「銭婆」みたいになるしかないってことだ。さすがにそれはちょっと諦めようと思う。

希望があるとすれば、女の子を産んで私が若いままでいられたら、姉妹みたいな親子って思われるかもしれない。だけど、たるんだお腹とすっかりハリのなくなったお肌を見てると、その自信もなくなってくる。Mちゃんのお母さん、激しくリスペクトだ。